消費税計算ツールの使い方
- 税抜 → 税込:見積書や卸値など、税抜の金額に消費税を加えた支払額を知りたいときに使います。
- 税込 → 税抜:レシートや値札の税込価格から、本体価格と消費税額を逆算したいときに使います。
税率は、標準税率の10%か軽減税率の8%を入れます。結果の下の表では、同じ金額を8%と10%で計算した場合を比べられます。
消費税の計算式
| 求めたいもの | 税率10% | 税率8% |
|---|---|---|
| 税込価格 | 税抜価格 × 1.1 | 税抜価格 × 1.08 |
| 税抜価格 | 税込価格 ÷ 1.1 | 税込価格 ÷ 1.08 |
| 税込価格に含まれる消費税額 | 税込価格 × 10 ÷ 110 | 税込価格 × 8 ÷ 108 |
たとえば税込1,980円の商品(10%)なら、税抜価格は1,980 ÷ 1.1 = 1,800円、消費税額は180円です。テイクアウトの弁当が税込864円(8%)なら、税抜800円、消費税64円です。
税抜価格ごとの税込価格
1円未満を切り捨てた場合の税込価格です。
| 税抜価格 | 税込(8%) | 税込(10%) |
|---|---|---|
| 100円 | 108円 | 110円 |
| 980円 | 1,058円 | 1,078円 |
| 1,000円 | 1,080円 | 1,100円 |
| 1,980円 | 2,138円 | 2,178円 |
| 10,000円 | 10,800円 | 11,000円 |
| 39,800円 | 42,984円 | 43,780円 |
標準税率と軽減税率の対象
- 軽減税率8%:酒類と外食を除く飲食料品(スーパーの食品、テイクアウトや宅配の食事など)と、週2回以上発行される新聞の定期購読。
- 標準税率10%:それ以外のほとんどの商品とサービス。酒類、外食(店内での飲食)、ケータリング、医薬品、日用品、衣類、電気・ガス・水道料金なども10%です。
同じハンバーガーでも、持ち帰りなら8%、店内で食べるなら10%です。コンビニのイートインスペースで食べる場合も外食として10%になります。
端数処理と総額表示
消費税の1円未満の端数をどう処理するか(切り捨て・切り上げ・四捨五入)は事業者が決められ、切り捨てが一般的です。このツールの結果は1円未満を四捨五入して表示しているため、お店の金額と1円ずれることがあります。2023年10月に始まったインボイス制度では、端数処理は1枚の請求書につき税率ごとに1回と決められています。
また、消費者向けの値札や広告では、2021年4月から消費税込みの総額を表示することが義務づけられています。「1,100円(税抜1,000円)」のように税抜価格を併記するのは構いません。
消費税の内訳と税率の移り変わり
消費税10%のうち7.8%は国の消費税、2.2%は地方消費税です(軽減税率8%では6.24%と1.76%)。消費税は1989年に3%で始まり、1997年に5%、2014年に8%、2019年10月に10%へ引き上げられ、同時に軽減税率8%が導入されました。
よくある質問
税込価格から消費税額だけを求めるには?
税率10%なら税込価格 × 10 ÷ 110、8%なら税込価格 × 8 ÷ 108で計算します。税込1,100円なら消費税は100円、税込1,080円(8%)なら80円です。「税込価格 × 0.1」では正しく求められないので注意しましょう。
外食とテイクアウトで税率が違うのはなぜですか?
軽減税率は「飲食料品の譲渡」が対象で、テーブルや椅子のある場所で食事をさせるサービス(外食)は対象外とされているためです。購入時に店内で食べるか持ち帰るかを伝え、その意思表示で税率が決まります。
内税と外税の違いは何ですか?
内税は表示価格に消費税が含まれている方式、外税は表示価格とは別に消費税を加える方式です。消費者向けの価格表示は総額表示が義務なので、店頭では内税(税込価格)の表示が基本になっています。
お店のレシートと1円ずれるのはなぜですか?
消費税の1円未満の端数を切り捨てるか、四捨五入するかなどがお店によって違うためです。また、商品ごとではなく合計額に対して消費税を計算するお店もあります。
最終更新日:2026年10月8日