体積計算ツールの使い方
測りたい物にいちばん近い立体を選び、測った単位を選んでから寸法を入力します。大きな結果は立方センチメートル(cm³)または立方メートル(m³)での体積と、それをリットルに換算した値です。その下に、ほかの単位での値が並びます。円柱・球・円錐では半径を使います。パイプやバケツを端から端まで測ったときは、その直径を2で割ってください。水などを入れる容器は内側の寸法を測ります。
体積の計算式(公式)
| 立体 | 計算式 | 必要な寸法 |
|---|---|---|
| 立方体 | V = a³(一辺 × 一辺 × 一辺) | 一辺の長さ |
| 直方体 | V = 縦 × 横 × 高さ | 縦、横、高さ |
| 円柱 | V = π × r² × h(底面積 × 高さ) | 半径、高さ |
| 球 | V = 4/3 × π × r³ | 半径 |
| 半球 | V = 2/3 × π × r³ | 半径 |
| 円錐 | V = 1/3 × π × r² × h | 半径、高さ |
| 正四角錐 | V = 1/3 × a² × h | 底面の一辺、高さ |
| 三角柱 | V = 底辺 × 高さ ÷ 2 × 長さ | 三角形の底辺と高さ、長さ |
| カプセル形 | V = π × r² × L + 4/3 × π × r³ | 半径、円柱部分の長さ |
柱体(直方体・円柱・三角柱)はすべて「底面積 × 高さ」です。錐体(円錐・角錐)は、底面と高さが同じ柱体のちょうど3分の1になります。円錐や角錐の高さは、底面の中心から頂点までまっすぐ測った長さで、側面に沿った母線の長さではありません。
リットルと立方センチメートル・立方メートルの関係
- 1 L = 1,000 cm³ = 1 dm³。一辺10 cmの立方体にちょうど1リットル入ります。
- 1 cm³ = 1 mL(1 cc)。
- 1 m³ = 1,000 L。建設や運送の現場では1 m³を「1立米(りゅうべい)」とも呼びます。
cmで計算したら cm³ を1,000で割るとリットル、mで計算したら m³ に1,000を掛けるとリットルです。このツールでは両方が同時に表示されます。
計算例:60cm規格水槽に入る水の量
60cm規格水槽は外寸が幅60 cm・奥行30 cm・高さ36 cmです。直方体として計算すると V = 60 × 30 × 36 = 64,800 cm³、つまり64.8リットルです。実際にはガラスの厚み、水面と縁のすき間、底砂やレイアウト素材の分だけ水量は少なくなります。水換えの量やカルキ抜き・薬の量を決めるときは、内寸と実際の水位で計算するとより正確です。
計算例:円柱の体積をリットルで
内径24 cm・深さ24 cmの寸胴鍋なら、半径は12 cmなので V = π × 12² × 24 ≈ 10,857 cm³、およそ10.9リットルです。スープやカレーを作るとき、どのくらいの量まで入るかの目安になります。
計算例:部屋の容積(m³)
縦3.6 m・横2.7 m・天井高2.4 mの部屋は V = 3.6 × 2.7 × 2.4 = 23.328 m³です。加湿器や空気清浄機、換気の目安を調べるときに部屋の容積が必要になることがあります。
正確に測るコツ
- 中に何かを入れる物は内寸、運ぶ・しまう物は外寸で測ります。
- 円柱は直径より周りの長さのほうが測りやすいことがあります。半径 = 周の長さ ÷(2π)。
- 複雑な形は分けて計算します。サイロなら円柱+半球、それぞれの体積を足します。
- 単位はそろえましょう。mとcmが混ざると結果が100倍から1,000,000倍もずれます。ほかの単位への換算は単位換算、複雑な式は関数電卓が便利です。
よくある質問
1立方メートルは何リットルですか?
ちょうど1,000リットルです。1リットルは1立方デシメートル(10 cm × 10 cm × 10 cm = 1,000 cm³)で、1立方メートルには1立方デシメートルが1,000個入ります。
円柱の体積をリットルで求めるには?
cmで π × 半径² × 高さ を計算し、cm³を1,000で割ります。直径30 cm・高さ40 cmのバケツなら π × 15² × 40 ≈ 28,274 cm³、約28.3リットルです。このツールではリットルも同時に表示されます。
直方体の体積の求め方は?
縦 × 横 × 高さです。単位は必ずそろえます。縦40 cm・横30 cm・高さ20 cmの箱なら 40 × 30 × 20 = 24,000 cm³、24リットルです。
円錐の高さは斜めの長さですか?
いいえ、底面の中心から頂点までの垂直な高さです。母線の長さ l と半径 r しか分からないときは、三平方の定理で 高さ = √(l² − r²) と求められます。
計算した体積が容器の表示容量と違うのはなぜですか?
表示容量は実際に使える量(満水容量や実容量)であることが多く、壁の厚み、丸みのある底、口元のすき間の分だけ計算上の体積より少なくなります。正確な値は内側を満水線まで測って計算してください。
最終更新日:2026年10月16日