コントローラーのテスト方法
- コントローラーをUSBケーブルかBluetoothでパソコンやスマホにつなぎます(ペアリングの手順は下にあります)。
- どれかボタンを押します。ブラウザーはボタンが押されるまでページにコントローラーを見せない仕組みなので、それまでは何も表示されません。押すと状態表示が緑になり、コントローラーごとの表示欄が現れます。
- すべてのボタンを1回ずつ押します。図の中のボタンは押している間青に光り、一度反応すると緑のまま残ります。確認済みボタンの数も増えていきます。いつまでも緑にならないボタンは、入力がブラウザーに届いていません。
- トリガーをゆっくり引きます。LT/L2とRT/R2はアナログ入力なので、値が0.00から1.00までなめらかに上がり、図のバーもそれに合わせて伸びるのが正常です。
- 左右のスティックを上下左右の端まで倒し、押し込み(L3/R3)も試したら、指を離して「中心からのずれ」を読みます。この静止時の値がスティックのドリフトの目安です。
- ブラウザーが対応していれば、両方のモーター、強モーター、弱モーターのボタンで振動を確認します。
複数のコントローラーを同時にテストすることもできます。それぞれに専用の表示欄があり、ブラウザーが認識した順に番号が付きます。
結果の見方
ブラウザーが認識したコントローラーは標準の割り当てで表示されます。これはボタンに印刷された文字ではなく、ボタンの位置で名前を決める方式です。ボタン0は常に右側の4つのボタンのうち下のボタンで、XboxならA、PlayStationなら✕、SwitchのProコントローラーならBにあたります。ボタン3は上のボタンです。一覧にはXboxとPlayStationの名前を並べて表示し、図は検出したメーカーの記号に切り替わります。
| 番号 | Xbox | PlayStation |
|---|---|---|
| 0 · 1 · 2 · 3 | A · B · X · Y | ✕ · ○ · □ · △ |
| 4 · 5 | LB · RB | L1 · R1 |
| 6 · 7(アナログ) | LT · RT | L2 · R2 |
| 8 · 9 | ビュー · メニュー | SHARE(DualSenseはクリエイト) · OPTIONS |
| 10 · 11 | 左・右スティック押し込み | L3 · R3 |
| 12~15 | 十字キーの上・下・左・右 | |
| 16 | Xboxボタン | PSボタン |
各スティックには−1から1までの軸が2本あります。Xは左に倒すとマイナス、Yは上に倒すとマイナスです(画面の座標と同じ向き)。標準外の割り当てのコントローラーでもテストはできますが、ブラウザーは機器が報告した順にボタンと軸へ番号を振るため、名前の代わりに番号だけが表示されます。
スティックのドリフトとデッドゾーン
スティックは自分の位置をXとYの値で伝えます。正常なスティックは、指を離すとほぼ0, 0に戻ります。ドリフトとは、これが戻りきらない状態のことです。センサーの摩耗、内部のほこり、ばねの劣化などで値が残り、触っていないのにキャラクターやカメラが勝手に動きます。このテストでは、XとYを中心からの距離という1つの数値にまとめて表示します。計算式は「ずれ=√(X² + Y²)」です。
ゲームは中心の周りの小さな円を無視するようになっていて、これをデッドゾーンと呼びます。わずかなずれが残っていても、この範囲内なら何も動きません。スティック表示の緑の円がこのデッドゾーンです。スライダーで大きさを変えられるので(初期値は10%)、遊んでいるゲームの設定値に合わせてください。
計算例
左スティックから指を離したとき、X 0.06、Y −0.08で止まったとします。ずれは√(0.06² + 0.08²) = √0.01 = 0.10、つまり10%です。デッドゾーンが10%なら、ちょうど境界の上にあり、ほんの少し触れただけでキャラクターが動いてしまいます。X 0.03、Y 0.04で止まるスティックなら、ずれは5%で問題ありません。静止時の値がデッドゾーンの外にある場合は、スティックを何度か大きく回してから測り直し、もう一方のスティックと比べてみましょう。片方だけが明らかに悪いなら、設定の問題ではなく摩耗が原因と考えられます。
可動範囲を調べるには、スティックを外周に沿ってゆっくり1周させます。薄い線が直前の軌跡を描きます。一周ずっと外枠の近くまで届いていれば正常です。一部が平らにつぶれていたり、すき間があったりする場合は、その方向に最後まで倒しきれていません。
コントローラーの接続方法
- Xboxコントローラーは、WindowsならUSBケーブルでそのまま使えます。Bluetooth対応モデルは、上部の小さなペアリングボタンをXboxボタンが速く点滅するまで長押しし、端末のBluetooth設定でコントローラーを選びます。
- PS4のDUALSHOCK 4、PS5のDualSense:USBケーブルで接続するか、SHAREボタン(DualSenseはクリエイトボタン)とPSボタンをライトが点滅するまで同時に長押しし、Bluetoothでペアリングします。
- Nintendo SwitchのProコントローラー:上部の小さなシンクロボタンをランプが流れるように点灯するまで長押しし、Bluetoothでペアリングします。USBケーブルでもつなげます。
- Android:Bluetooth設定でペアリング(またはUSB-C変換アダプターで接続)し、このページをChromeで開きます。
- iPhone・iPad:「設定」›「Bluetooth」でペアリングし、このページをSafariで開きます。
- PCでSteamが起動していませんか?Steam入力がコントローラーを横取りし、別の機器として他のプログラムに渡すことがあります。何も表示されない、またはボタンが違って表示されるときは、Steamを終了してからもう一度試してください。
対応ブラウザーと制限
- Chrome、Edge、Opera、Firefox、SafariはどれもGamepad APIに対応しています。標準の割り当てで認識できるコントローラーが最も多いのはChromeとEdgeです。
- 振動はブラウザーが対応している場合にだけ使えます。ChromeとEdgeは多くのコントローラーで、MacのSafariはバージョン16.4以降で対応しています。FirefoxとiPhone・iPadのSafariはWebページからの振動に対応していないため、テストボタンの代わりにその旨を表示します。トリガーモーター(Xboxコントローラーのトリガーの振動)は、ブラウザーが対応している場合のみ表示され、ChromeとEdgeではバージョン126以降です。ジャイロセンサー、ライトバー、DualSenseのアダプティブトリガーはWebページから利用できません。
- 表示の更新は画面の描画に合わせて1秒間に約60回です。USBのポーリングレートや入力遅延は測定できません。
- このテストに表示されるのは、ブラウザーが受け取った入力だけです。ここでは反応するのにゲームで反応しないボタンは、コントローラーではなくゲームやSteamの設定が原因と考えられます。
ほかの機器も確認したいときは、マウステストでクリックやホイールを、ドット抜けチェックでモニターを、マイクテストでヘッドセットのマイクを確認できます。
よくある質問
コントローラーテストでコントローラーが認識されないのはなぜですか?
まずコントローラーのボタンを押してください。ブラウザーはボタンが押されるまでページにコントローラーを知らせません。それでも表示されない場合は、別のUSBケーブルやポートを試す(充電専用のケーブルもあります)、Bluetoothでペアリングし直す、コントローラーを横取りしている可能性があるSteamを終了する、ChromeかEdgeで開く、の順に確認してください。
スティックのドリフトはどう確認しますか?
左右のスティックから指を離し、各スティック表示の下にある「中心からのずれ」を読みます。正常なスティックは中心から数%以内で止まります。ゲームで使っているデッドゾーンより外で止まる場合、キャラクターやカメラが勝手に動くことがあり、これがドリフトです。
デッドゾーンはいくつに設定すればよいですか?
スティックが静止したときに動かない範囲で、できるだけ小さい値です。ここで各スティックの静止時のずれを確認し、それより少し大きいデッドゾーンをゲームで設定してください。デッドゾーンを大きくするとドリフトは隠れますが、細かいエイム操作がしにくくなります。
PS5、PS4、Xbox、Switchのコントローラーでも使えますか?
はい。USBまたはBluetoothでパソコンやスマホに接続すれば使えます。ブラウザーはボタンを位置で命名するため、右側の4つのボタンのうち下のボタンはどのコントローラーでもボタン0です。XboxではA、PlayStationでは✕、SwitchのProコントローラーではBになります。
振動テストが動かないのはなぜですか?
Webページからコントローラーを振動させられるのは、対応しているブラウザーだけです。Chrome、Edge、MacのSafari(バージョン16.4以降)が対応し、FirefoxとiPhone・iPadのSafariは非対応です。また、Bluetooth接続のコントローラーの中には振動の命令を無視するものもあります。
入力内容は記録されますか?
いいえ。値はこのページに表示されるだけです。保存やサーバーへの送信は行わず、ページを閉じれば何も残りません。
最終更新日:2026年10月19日