オンライン分度器の使い方
- 黒い辺(辺1)が基準線で、目盛りはこの辺に沿って0°から始まります。先端の丸いハンドルをドラッグし、測りたい角の一方の辺に向けます。
- 赤い辺(辺2)をもう一方の辺に合わせます。2本の間の角度が扇形の部分、目盛り、「角度」の欄に表示され、あわせて優角とラジアンの値も出ます。
- 濃い点をドラッグすると、角の頂点を動かせます。2本の辺も一緒に移動します。
- 学校で使う半円の分度器と同じように測るなら180°を選びます。目盛りは辺2のある側に自動で反転するため、常に2本の辺の間の角度(0~180°)が読めます。360°を選ぶと、辺1から反時計回りに1周分(359°まで)を読み取れます。
- 45°や120°のようなきりのよい値で測るなら「1°単位に合わせる」をオンのままに、0.1°単位で読みたいときはオフにします。
どのハンドルもキーボードで操作できます。Tabキーで選び、矢印キーを押すと辺が1°ずつ回転します(上と右は反時計回り)。Shiftキーを押しながらなら10°ずつです。頂点を選んでいるときは、矢印キーで位置が動きます。
写真や画像の角度を測る
写真を追加を押して画像を選びます。スマホならその場でカメラを起動して撮影できることがほとんどです。写真は分度器の下の作業エリアいっぱいに表示されます。測りたい角に頂点を合わせ、辺1を一方の縁に、辺2をもう一方の縁に重ねてください。屋根の勾配、スロープや階段の傾き、木材の切断角度、スポーツのフォーム写真での関節の角度、プリントや教科書の図形問題など、手元に分度器がない時にも幅広く使えます。
写真はブラウザーがこのページの中で開いて表示するだけで、アップロードや保存は一切行いません。正確に測るには、対象を正面からまっすぐ撮影してください。斜めから撮った写真では見た目の角度が変わってしまいます(正方形も横から見るとひし形に見えます)。
調整(キャリブレーション)がいらない理由
画面上の定規は、画面によって1cmの表示サイズが違うため、調整しなければ正しく測れません。一方、角度は大きさにまったく左右されません。図形を縦横同じ比率で拡大・縮小しても、すべての角度はそのままです。この分度器と写真は常に縦横同じ倍率で表示されるため、スマホでもノートパソコンでもプロジェクターでも、拡大率に関係なく同じ値になります。
角度の計算方法
それぞれの辺の向きは、頂点から見たハンドルの位置で決まります。向き=atan2(高さ, 横の長さ)で、右方向を0°として反時計回りに測ります。辺1から辺2までの角度は2つの向きの差で、0~360°の範囲に直して求めます。そのうち小さい側(0~180°)が2本の辺の間の角度で、1周の残りが優角です。
- 優角=360° − 角度
- ラジアン(弧度法)=度 × π ÷ 180
計算例
辺1が右を向いている(向き0°)とします。辺2の先端は頂点から右へ3、上へ4の位置にあり、3辺の比が3:4:5の直角三角形の2辺にあたります。辺2の向きはatan2(4, 3) = 53.13°なので、角度は53.13°です(1°単位に合わせる場合は53°)。優角は360° − 53.13° = 306.87°、ラジアンでは53.13 × π ÷ 180 = 0.9273です。
角の種類
| 角度 | 名前 | ラジアン |
|---|---|---|
| 0°より大きく90°より小さい | 鋭角 | 0~π/2(1.5708) |
| ちょうど90° | 直角 | π/2 = 1.5708 |
| 90°より大きく180°より小さい | 鈍角 | 1.5708~3.1416 |
| ちょうど180° | 平角 | π = 3.1416 |
| 180°より大きく360°より小さい | 優角 | 3.1416~6.2832 |
| 360° | 周角 | 2π = 6.2832 |
正確に測るためのコツ
- 先に頂点を角の位置にぴったり合わせ、それから辺を合わせます。頂点が少しずれると、辺が少しずれるよりも値が大きく狂います。
- ハンドルは長い縁に沿って、頂点からできるだけ遠くまで引き出します。頂点から離れるほど向きを正確に合わせられます。
- 最後の1°はキーボードで調整します。ハンドルを選んで矢印キーを軽く押してください。
- 測った角度でサインやコサインなどを計算するときは、関数電卓が便利です。
よくある質問
オンライン分度器はどうやって使いますか?
黒い辺を角の一方の辺に、赤い辺をもう一方の辺に合わせ、濃い頂点の点を角の位置に置きます。2本の辺の間の角度が度とラジアンで表示され、優角も同時に出ます。実物の角度を測りたいときは、先にその写真を追加してください。
写真や画像の角度を測れますか?
はい。「写真を追加」を押して画像を選ぶか撮影し、頂点を角の位置に置いて、2本の辺をそれぞれの縁に合わせます。写真はブラウザーの中で開くだけで、アップロードはされません。
スマホなど、どの画面でも正確に測れますか?
はい。画像を縦横同じ比率で拡大・縮小しても角度は変わらないため、調整は不要です。スマホでもタブレットでもモニターでも同じ値になります。精度は頂点と辺をどれだけ正確に合わせるかで決まり、「1°単位に合わせる」をオフにすれば0.1°単位で表示します。
優角はどうやって測りますか?
どの測定でも優角を表示します。優角は360°から2本の辺の間の角度を引いた値です。360°目盛りにすれば、辺1から反時計回りに1周した角度を直接読むこともできます。
度をラジアンに変換するには?
πを掛けて180で割ります。たとえば90°はπ/2 = 1.5708ラジアン、60°はπ/3 = 1.0472ラジアンです。この分度器は測ったすべての角度のラジアン値も表示します。
最終更新日:2026年10月19日