使い方
- 問題を入力する。マスをタップしてから下の数字ボタンを押します(キーボードでも入力でき、矢印キーで移動、Backspaceや0で消去)。問題の数字は太字で表示されます。まとめて入力するなら、問題を81文字で貼り付けます。1行目から順に、空きマスは
0か.。盤面の下の欄に貼るか、マスを選んだ状態でCtrl+Vを押します。空白・改行・|や-などの罫線は無視されます。 - 赤に注意。入力中、同じ行・列・3×3ブロックに同じ数字があると赤くなるので、打ち間違いに解く前に気づけます。
- 「解く」を押す。足りない数字が緑で表示され、解がちょうど1つか、複数か、ないかがメッセージで分かります。
- 自分で解く。自分で解くに切り替えると問題の数字は固定され、あなたが入れた数字は青で表示されます。ヒントは簡単な理詰めで決まる次のマスを埋めて理由を説明し、答え合わせはあなたの数字を解答と照合して間違いだけを赤で示します(ほかは明かしません)。自分の数字を消すで同じ問題を最初からやり直せます。
問題はこの端末に保存されるので、ページを閉じても続きから再開できます。リンクをコピーを使えば、盤面全体(問題の数字とあなたの数字)をリンクにして送れます。データはどこにもアップロードされません。ソルバーはブラウザー内で動き、ページを開いた後はオフラインでも使えます。
ソルバーの仕組み
数独は81マスで、9つの行・9つの列・9つのブロックの計27グループからなり、どのグループにも1〜9がちょうど1回ずつ入ります。ソルバーは行・列・ブロックごとに使用済みの数字を記録しているので、空きマスの候補をすぐに求められます。そのうえでバックトラッキング(後戻り探索)と制約伝播で盤面を埋めます。
- 常に候補がいちばん少ない空きマスから手をつけます。候補が1つならすぐ確定し、候補が0ならそれまでの仮定が誤りなので後戻りします。
- どのマスも候補が2つ以上のときは、1つずつ試して先へ進みます。
こうして正しい9×9の数独ならミリ秒単位で解けます。最初の解で止まらず、2つ目の解を見つけるか、ないことを証明するまで探索を続けます。だから問題が正しい(解が1つ)、あいまい(解が複数。多くは数字の不足や写し間違い)、解なし(同じ行に5が2つある、あるマスの行・列・ブロックに1〜9がすでにそろっている、など)のどれかを判定できます。
ヒントの説明のしかた
ヒントは、やさしい〜中級の数独のほとんどを解ける2つの基本手筋を使い、どちらを使ったかを示します。
- 隠れシングル(hidden single):ある数字が、ブロック・行・列の中で入れる場所が1か所しかない状態。そのグループのほかの空きマスは、どれも自分の行・列・ブロックですでにその数字が「見えて」いるからです。ヒントはそのグループと、ほかのマスを除外している数字を強調表示します。
- 裸のシングル(naked single、唯一の候補):そのマスの行・列・ブロックに9つの数字のうち8つがすでにあり、残りが1つしかない状態。
多くの人がブロック単位で盤面を見るので、ブロックから先に調べます。どちらの手筋でもマスが見つからないときは、より高度な手筋(ペア、ポインティング、X-wingなど)が必要です。ヒントはそう伝え、候補がいちばん少ない空きマスを解答から1つ公開します。あなたの数字に間違いがあれば、ヒントはまずそこを指摘します。間違いの上に積んだ推理はどこにもたどり着かないからです。
解き方の例
問題の数字30個の定番問題
ウィキペディアの「数独」の記事にある例題で、このページを最初に開いたときに表示される問題です。文字列では53..7....6..195....98....6.8...6...34..8.3..17...2...6.6....28....419..5....8..79。
| 5 | 3 | 7 | ||||||
| 6 | 1 | 9 | 5 | |||||
| 9 | 8 | 6 | ||||||
| 8 | 6 | 3 | ||||||
| 4 | 8 | 3 | 1 | |||||
| 7 | 2 | 6 | ||||||
| 6 | 2 | 8 | ||||||
| 4 | 1 | 9 | 5 | |||||
| 8 | 7 | 9 |
最初のヒントは上段中央のブロックの隠れシングルです。3行3列と5行4列の8がブロック内のほかの空きマスをすべて除外するので、8が入るのは1行6列だけです。ヒントに従っていくと、この2つの手筋だけで空きマス51個がすべて埋まります。やさしい問題です。解が1つしかないことを証明するのに、ソルバーは52ステップの探索を使います。
| 5 | 3 | 4 | 6 | 7 | 8 | 9 | 1 | 2 |
| 6 | 7 | 2 | 1 | 9 | 5 | 3 | 4 | 8 |
| 1 | 9 | 8 | 3 | 4 | 2 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 5 | 9 | 7 | 6 | 1 | 4 | 2 | 3 |
| 4 | 2 | 6 | 8 | 5 | 3 | 7 | 9 | 1 |
| 7 | 1 | 3 | 9 | 2 | 4 | 8 | 5 | 6 |
| 9 | 6 | 1 | 5 | 3 | 7 | 2 | 8 | 4 |
| 2 | 8 | 7 | 4 | 1 | 9 | 6 | 3 | 5 |
| 3 | 4 | 5 | 2 | 8 | 6 | 1 | 7 | 9 |
解が複数ある問題
数字を1つだけ、3行3列の8を消すと(53..7....6..195....9.....6.8...6...34..8.3..17...2...6.6....28....419..5....8..79)、同じ問題でも解が複数になります。ソルバーは黙ってどれかを選ばず、そのことを知らせます。よくある原因は、雑誌や新聞から写すときの数字の抜けや写し間違いです。元の問題と見比べてください。
「世界一難しい数独」
フィンランドの数学者アルト・インカラが2012年に発表した問題の数字21個の数独で、各国のメディアが「史上最難」と紹介しました:8..........36......7..9.2...5...7.......457.....1...3...1....68..85...1..9....4..。最初の時点で隠れシングルも裸のシングルも1つもなく(ヒントは1マス公開するしかありません)、それが手で解くときの難しさです。それでもソルバーは24,881ステップの探索で唯一の解を見つけます。スマートフォンでも0.1秒足らずです。
知っておくと役立つこと
- 解が1つに決まる数独には、問題の数字が最低17個必要です。ゲーリー・マクガイア、バスティアン・トゥーゲマン、ジル・シヴァリオの3人が2012年、コンピューターによる全数探索で、数字16個の数独には唯一解をもつものがないことを証明しました。
- 数字が多いからやさしい、少ないから難しいとは限りません。難しさを決めるのは必要な手筋です。インカラの問題は数字21個ですが、新聞のやさしい問題にも30個未満のものはたくさんあります。
- 完成した9×9の盤面は全部で6,670,903,752,021,072,936,960通りあります(ベルトラム・フェルゲンハウアーとフレーザー・ジャーヴィスによる2005年の計算)。
できないこと
- 対応はクラシックな9×9の数独のみです。4×4、6×6、16×16、キラー数独、ジグソー(変形)、サムライには対応していません。
- ヒントは2つの基本手筋だけを使います。難問では、上級者が使う手筋の名前を挙げる代わりにマスを公開します。
- 写真からの読み取りはできません。数字を入力するか貼り付けてください。
よくある質問
どんな数独でも解けますか?
解のあるクラシックな9×9の数独なら、これまでに発表された最難関の問題も含めて、たいてい数ミリ秒で解けます。解がない場合や複数ある場合は、推測せずにそう表示します。
答えを見ずに自分の解答をチェックするには?
自分で解くに切り替え、分かるところまで埋めて答え合わせを押します。間違った数字は赤くなり、残りのマス数が表示されます。解答のほかの部分は隠れたままです。
「解が複数あります」と出るのはなぜ?
問題の数字が1つ足りないか、違うマスに入力されている可能性が高いです。正しい数独の解は1つだけで、数字が17個未満の問題は必ず解が複数になります。元の問題と1マスずつ見比べてください。
赤い数字がないのに「解なし」と出るのはなぜ?
赤く表示されるのは、同じ行・列・ブロックに同じ数字が2つあるときだけです。たとえば、あるマスの行・列・ブロックを合わせると1〜9がすべてそろっているなど、目立たない形で解なしになることもあります。たいていはどこかの数字の入力ミスです。
写真から数独を解けますか?
できません。マスをタップして数字を選び、問題を入力してください。問題を文字列(81桁、空きマスは0か点)で持っているなら、盤面の下の欄に貼り付けるのがいちばん早い方法です。
最終更新日:2026年10月15日