リボ払い返済シミュレーションの使い方
- リボ残高:カードの利用明細や会員サイトで確認できる、リボ払いの残高を入れます。
- 手数料率:リボ払いの実質年率です。ショッピングとキャッシングで率が違う場合は、それぞれ分けて計算してください。
- 計算方法:「毎月の支払額」を決めて完済までの期間を調べるか、「完済までの月数」を決めて必要な支払額を逆算するかを選びます。
結果には、完済までの回数、手数料の総額、支払総額のほか、月ごと(36回以下)または年ごとの支払予定表が表示されます。
リボ払いのしくみ
リボ払い(リボルビング払い)は、利用金額や件数にかかわらず、毎月ほぼ一定の金額を払っていく方法です。毎月の負担が軽く見える一方で、残高には年15%前後の手数料がかかり続けます。支払方式には主に2種類あります。
- 元利定額方式:手数料を含めて毎月の支払額が一定。支払額のうち手数料を引いた残りが元金の返済に回ります。このツールはこの方式で計算しています。
- 元金定額方式:毎月一定額の元金に、その月の手数料を上乗せして払います。毎月の支払額は「元金+手数料」になるので、目安として毎月の元金に初月の手数料を足した額を入れてください。
毎月の手数料は「残高 × 年率 ÷ 12」が目安で、残高50万円・年15%なら1か月に約6,250円です。毎月の支払額が1万円だと、そのうち元金に回るのは約3,750円にすぎません。
計算例:残高50万円・年15%の場合
| 毎月の支払額 | 完済までの期間 | 手数料の総額 | 支払総額 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 6年7か月(79回) | 289,560円 | 789,560円 |
| 15,000円 | 3年8か月(44回) | 150,852円 | 650,852円 |
| 20,000円 | 2年7か月(31回) | 103,266円 | 603,266円 |
| 30,000円 | 1年7か月(19回) | 64,202円 | 564,202円 |
| 50,000円 | 11か月(11回) | 37,515円 | 537,515円 |
毎月1万円ずつだと完済まで6年以上かかり、手数料だけで289,560円を払うことになります。支払額を2万円に増やすだけで、手数料は103,266円と半分以下になります。リボ払いの負担を減らすいちばんの近道は、毎月の支払額を増やすことです。
早く完済するためのコツ
- 新しいリボ払いを止める。返済中に利用を続けると、残高がなかなか減りません。「自動リボ」や「あとからリボ」が設定されていないかも確認しましょう。
- 支払額を増やす・随時返済を使う。多くのカード会社では、会員サイトから毎月の支払額を増やしたり、まとまったお金で臨時に返済(随時返済)したりできます。
- 金利の低いローンにまとめる。リボ払いより金利の低いローンに借り換えると手数料を減らせますが、返済期間が延びると効果が小さくなります。借り換え先の金利と期間を必ず比べましょう。
- 困ったら早めに相談。返済が苦しいときは、カード会社のほか、日本貸金業協会の相談窓口や消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談できます。
ご注意:計算結果は情報提供を目的とした概算で、金融商品の勧誘や助言ではありません。実際の金額は契約条件、手数料、保証料、金利の変動、端数処理などによって変わります。お申し込みの前に、金融機関の書面で数字を確認するか、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。
よくある質問
リボ払いの手数料率15%は高いのですか?
年15%は、100万円以上の借入れに対する利息制限法の上限と同じ水準です。住宅ローンや自動車ローンと比べるとかなり高く、残高を長く持ち続けるほど負担が大きくなります。
毎月の支払額が少ないとどうなりますか?
支払額の多くが手数料に消え、元金がほとんど減らなくなります。支払額が初月の手数料以下だと残高はまったく減らないため、このツールではエラーとして表示します。
分割払いとリボ払いの違いは何ですか?
分割払いは買い物ごとに回数を決めて払う方法で、完済時期がはっきりしています。リボ払いは毎月の支払額を一定にする方法で、利用を重ねると完済時期がどんどん先に延びます。なお、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いは、手数料がかからないのが一般的です。
実際の手数料とずれるのはなぜですか?
カード会社は手数料を日割り(残高 × 年率 ÷ 365 × 日数)で計算するため、月によって日数が違えば手数料も変わります。このツールは毎月を同じ1か月として計算しているので、多少の差が出ます。
最終更新日:2026年10月8日