単利計算ツールの使い方
- 元本:預ける、または貸し借りする金額です。
- 年利:1年あたりの利率をパーセントで入れます。
- 期間と単位:年・か月・日から選びます。日数で入れた場合は「日数 ÷ 365」で年に換算します。
結果には、利息と元利合計のほか、1年あたり・1日あたりの利息、同じ条件を年1回の複利で計算した場合の利息が表示されます。
単利の計算式
利息 = 元本 × 年利 × 期間(年)
元利合計 = 元本 + 利息 = 元本 × (1 + 年利 × 期間)
単利では、利息は最初の元本に対してだけ計算され、途中で受け取った利息が元本に加わることはありません。そのため、利息は毎年同じ額ずつ、直線的に増えていきます。
計算例
- 定期預金:100万円を年1%で3年間預けると、利息は100万円 × 0.01 × 3 = 30,000円です。実際には利息から20.315%の税金が差し引かれるため、受け取る利息は約23,906円になります。
- 日割り計算:100万円を年1.5%で90日間預けると、利息は100万円 × 0.015 × 90 ÷ 365 = 約3,699円です。銀行の預金利息やローンの利息は、このように日割りで計算するのが一般的です。
- か月単位:50万円を年2%で18か月なら、50万円 × 0.02 × 18 ÷ 12 = 15,000円です。
単利と複利の違い
複利は、利息を元本に組み入れて、利息にも利息がつく計算方法です。短期間ではほとんど差がありませんが、期間が長くなるほど差が開きます。100万円を年3%で運用した場合の比較です。
| 期間 | 単利の利息 | 複利の利息(年1回) | 差 |
|---|---|---|---|
| 1年 | 30,000円 | 30,000円 | 0円 |
| 5年 | 150,000円 | 159,274円 | 9,274円 |
| 10年 | 300,000円 | 343,916円 | 43,916円 |
| 20年 | 600,000円 | 806,111円 | 206,111円 |
| 30年 | 900,000円 | 1,427,262円 | 527,262円 |
日本の定期預金は、期間3年未満なら単利のものがほとんどです。期間の長い定期預金には、半年ごとの複利で運用するタイプもあります。長期の積立や投資の増え方は、複利計算シミュレーションで確かめられます。
知っておきたいポイント
- 利息にかかる税金:預金の利息には、所得税・復興特別所得税15.315%と住民税5%、合計20.315%が源泉徴収されます。このツールの結果は税引前の金額です。
- 年利と月利:年利をそのまま月の利率と取り違えないよう注意しましょう。年利12%は月あたり1%です。
- 表示金利の確認:キャンペーン金利は「最初の3か月だけ」など期間が限られていることがあります。適用される期間を確認して計算しましょう。
ご注意:計算結果は情報提供を目的とした概算で、金融商品の勧誘や助言ではありません。実際の金額は契約条件、手数料、保証料、金利の変動、端数処理などによって変わります。お申し込みの前に、金融機関の書面で数字を確認するか、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。
よくある質問
単利と複利、どちらが得ですか?
受け取る側なら、同じ金利で比べると複利のほうが利息は多くなります。ただし短い期間ではほとんど差がありません。借りる側にとっては、単利のほうが負担が軽くなります。
定期預金の利息はいつ受け取れますか?
多くの定期預金では満期時に元本と一緒に受け取ります。期間が2年以上のものは、1年ごとに中間利息が支払われる場合もあります。
日数で計算するとき、1年は365日ですか?
このツールは365日で計算しています。日本の銀行の預金利息も1年を365日とする日割り計算が一般的で、うるう年でも365日で計算されることが多いです。
税引後の利息を知るにはどうすればよいですか?
結果の利息に0.79685(1 − 0.20315)を掛けると、税引後のおよその金額がわかります。実際には所得税と住民税を別々に計算して1円未満を切り捨てるため、数円の差が出ることがあります。
最終更新日:2026年10月8日