自動車ローン計算の使い方
- 車両価格:値引き後の車両本体価格に、カーナビなどのオプションを足した金額です。日本では消費税込みの総額で表示されるので、その金額をそのまま入れます。
- 頭金:現金で先に払う金額です。
- 下取り価格:今の車を下取りに出す場合の査定額です。今の車のローンが残っているときは、残債を差し引いた額にします。
- 諸費用:購入時にかかる税金や保険料、登録手続きの費用です。見積書の「諸費用」欄の合計を入れてください。
- 金利と返済回数:ローンの年利と、36〜84回の返済回数を選びます。
借入額は「車両価格 + 諸費用 − 頭金 − 下取り価格」で計算し、毎月の返済額は元利均等返済の式で求めています。
購入時の諸費用の中身
- 自動車税(種別割):毎年4月1日時点の所有者にかかる税金で、新車登録時は翌月から年度末までの分を月割りで払います。
- 自動車重量税・自賠責保険料:新車登録時と車検ごとに払う税金と、加入が義務づけられた保険です。
- 登録・納車の費用など:ディーラーに支払う登録代行費用、車庫証明の代行費用、納車費用、リサイクル料金などです。
車の取得時にかかる税金は税制改正で見直されることがあるため、最新の内訳は販売店の見積書で確認してください。
計算例:300万円の新車を買う
車両価格300万円、諸費用25万円、頭金50万円、下取り30万円なら、借入額は245万円です。金利3%・60回払いの場合、毎月の返済額は44,023円、利息の総額は191,398円になります。返済回数ごとの違いは次のとおりです。
| 返済回数 | 毎月の返済額 | 利息の総額 |
|---|---|---|
| 36回(3年) | 71,249円 | 114,963円 |
| 48回(4年) | 54,229円 | 152,997円 |
| 60回(5年) | 44,023円 | 191,398円 |
| 72回(6年) | 37,225円 | 230,164円 |
| 84回(7年) | 32,373円 | 269,297円 |
回数を増やすと毎月の負担は軽くなりますが、利息は増えていきます。また、同じ245万円・60回払いでも、金利が2%か6%かで利息の総額は約27万円も変わります。
ディーラーローンと銀行のマイカーローン
- ディーラーローン(信販会社のローン):車の購入と同時にその場で申し込めて手続きが簡単です。金利は銀行より高めのことが多く、完済までは車の所有者がローン会社名義になる(所有権留保)のが一般的です。
- 銀行・信用金庫などのマイカーローン:金利が比較的低い傾向がありますが、審査に日数がかかり、見積書などの書類が必要です。車は最初から自分の名義になります。
- 残価設定ローン:数年後の下取り予定額(残価)を最後に回し、残りの金額だけを分割で払う方法です。毎月の返済額は軽くなりますが、残価の部分にも利息がかかり、走行距離や車の状態に条件があります。この計算ツールは残価設定ローンには対応していません。
維持費も含めて予算を考える
車を持つと、ローンの返済とは別に、毎年の自動車税(種別割)、車検(新車は3年後、その後は2年ごと)、任意保険料、ガソリン代、駐車場代などがかかります。毎月の返済額に維持費を足しても家計に無理がないか、確かめてから契約しましょう。
ご注意:計算結果は情報提供を目的とした概算で、金融商品の勧誘や助言ではありません。実際の金額は契約条件、手数料、保証料、金利の変動、端数処理などによって変わります。お申し込みの前に、金融機関の書面で数字を確認するか、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。
よくある質問
頭金はどれくらい入れるべきですか?
頭金が多いほど借入額が減り、利息も少なくなります。ただし、生活防衛資金まで使ってしまうのは避けましょう。手元資金に余裕があるなら、車両価格の2〜3割ほどを頭金にすると、毎月の返済額をかなり抑えられます。
自動車ローンの返済回数は何回がよいですか?
利息を抑えるなら短いほど有利です。一方で、回数を短くしすぎて家計が苦しくなっては意味がありません。車を乗り換える予定の時期より前に完済できる回数を目安にすると、次の車のローンと重ならずにすみます。
下取りに出す車のローンが残っている場合は?
下取り価格からローンの残債を差し引いた金額が、実質的な下取り額になります。残債のほうが多い場合は、その差額を新しいローンに上乗せすることになるため、この計算ツールでは下取り価格を0にして、差額を諸費用に加えてください。
車両価格に消費税は含まれていますか?
日本では価格の総額表示が義務づけられているため、販売店の表示価格は消費税込みです。この計算ツールも、消費税込みの車両価格を入れる前提で計算しています。
最終更新日:2026年10月8日