貯金目標シミュレーションの使い方
- 目標金額:貯めたい金額を入れます。
- 今ある貯金:この目標のためにすでに確保しているお金です。ゼロからなら空欄で構いません。
- 目標までの期間:年またはか月で入れます。
- 年利:普通預金や定期預金なら、その金利を入れます。利息を考えないなら0にします。
結果には毎月の積立額のほか、目標までの月数、1週間あたりの金額、年ごとの残高の推移が表示されます。
計算式
今ある貯金は、期間中に利息で増えていきます。その分を目標金額から差し引き、残りを毎月の積立で用意する、という考え方です。
毎月の積立額 = (目標金額 − 今ある貯金 × (1 + i)n) × i ÷ ((1 + i)n − 1)
iは年利 ÷ 12、nは月数です。年利が0%なら、単純に(目標金額 − 今ある貯金)÷ 月数になります。
計算例:5年後までに300万円
今50万円の貯金があり、5年後までに300万円を貯めたいとします。年0.5%の預金で積み立てると、毎月の積立額は40,948円です。利息がほとんどつかない低金利の預金では、目標達成の大部分を自分の積立でまかなうことになります。
ゼロから200万円を貯める場合の、期間と年利ごとの毎月の積立額は次のとおりです。
| 期間 | 年0% | 年0.5% | 年3% |
|---|---|---|---|
| 2年 | 83,333円 | 82,935円 | 80,962円 |
| 5年 | 33,333円 | 32,925円 | 30,937円 |
| 10年 | 16,667円 | 16,257円 | 14,312円 |
期間が短いほど、利回りの差より「期間」と「毎月の金額」のほうが結果を大きく左右します。利回りの効果が目立つのは10年以上の長期です。
目標を達成するためのコツ
- 先取り貯金にする。給料日に自動で積み立てられる自動積立定期預金や、勤務先の財形貯蓄を使えば、使ってしまう前に貯められます。
- ボーナスを上手に使う。毎月の積立がきついときは、ボーナスからまとめて入れる分を決めておくと、毎月の金額を減らせます。
- 目的ごとに口座を分ける。生活費と同じ口座だと、いつの間にか使ってしまいがちです。
- 生活防衛資金を先に。病気や失業に備えるお金(生活費の3〜6か月分)があると、目標のための貯金を取り崩さずにすみます。
預金で貯めるか、投資で増やすか
数年以内に使うお金は、元本が保証された預金で貯めるのが基本です。値動きのある投資では、使いたいときにちょうど値下がりしているおそれがあります。10年以上先に使うお金なら、NISAを使った積立投資も選択肢になります。長期の増え方は複利計算シミュレーションで確かめられます。
ご注意:計算結果は情報提供を目的とした概算で、金融商品の勧誘や助言ではありません。実際の金額は契約条件、手数料、保証料、金利の変動、端数処理などによって変わります。お申し込みの前に、金融機関の書面で数字を確認するか、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にご相談ください。
よくある質問
毎月の積立額が多すぎて払えない場合は?
期間を延ばすか、目標金額を見直すか、今ある貯金を増やす方法を考えます。期間を2倍にすれば毎月の積立額はおよそ半分になります。ボーナス時にまとめて積み立てる方法も効果的です。
利息に税金はかかりますか?
預金の利息には20.315%の税金が源泉徴収されるため、実際に受け取る利息はこの計算結果より少し少なくなります。金利が低い場合、その差はごくわずかです。
「1週間あたり」「2週間あたり」は何に使うのですか?
毎月の積立額を、より短い期間に分けた目安です。週単位で考えると「外食を1回減らせば達成できる」など、具体的な行動に落とし込みやすくなります。
普通預金と定期預金、どちらで貯めるのがよいですか?
使う時期が決まっているお金なら、自動積立定期預金などで「簡単には引き出せない」状態にしておくのが効果的です。金利の差は小さいことが多いので、利息の多さよりも、貯金を続けやすいしくみかどうかで選ぶとよいでしょう。
最終更新日:2026年10月8日