抵抗 カラーコード計算

抵抗のカラーコード計算と合成抵抗(直列・並列)

抵抗器のツールを3つまとめました。4本・5本・6本の色帯から抵抗値を読む、必要な抵抗値の色帯を調べる、最大10本の抵抗の合成抵抗を直列と並列で求める、の3つです。色帯は抵抗器の図で表示されるので、手元の部品と見比べられます。

抵抗値1 kΩ
許容差±5%
範囲950 Ω – 1.05 kΩ
抵抗値(Ω)1,000
最小値(Ω)950
最大値(Ω)1,050
いちばん近いE12系列の値(±10%)1 kΩ
いちばん近いE24系列の値(±5%)1 kΩ
いちばん近いE96系列の値(±1%)1 kΩ
この値を含む標準数列E12, E24, E96

12341 茶 (1) · 2 黒 (0) · 3 赤 (×100) · 4 金 (±5%)
10 × 100 Ω = 1 kΩ ±5%

計算はお使いの端末内で完結 · 計算式は既知の値で検証済み · 検証方法について

抵抗 カラーコード計算ツールの使い方

カラーコードの読み取りと抵抗値からの変換では、いちばん近いE12・E24・E96系列の値もあわせて表示します。実際に購入できるのはこの標準数列の値です。

抵抗のカラーコード一覧

色数字乗数許容差温度係数
黒0×1—250 ppm/K
茶1×10±1%100 ppm/K
赤2×100±2%50 ppm/K
橙3×1,000—15 ppm/K
黄4×10,000—25 ppm/K
緑5×100,000±0.5%20 ppm/K
青6×1,000,000±0.25%10 ppm/K
紫7×10,000,000±0.1%5 ppm/K
灰8×100,000,000±0.05%1 ppm/K
白9×1,000,000,000——
金—×0.1±5%—
銀—×0.01±10%—
色なし——±20%—

色の決まりは国際規格IEC 60062(日本ではJIS C 5062)によるものです。4本の抵抗は数字の帯が2本、5本・6本の抵抗は3本で、そのあとに乗数、許容差が続き、6本の抵抗では最後の帯が温度係数を表します。

カラーコードの覚え方(語呂合わせ)

数字と色の対応は、日本アマチュア無線連盟(JARL)が抵抗のカラーコードの読み方で紹介している語呂合わせで覚えるのが定番です。

数字色語呂合わせ
0黒黒い礼(0)服
1茶小林一(1)茶
2赤赤いに(2)んじん
3橙み(3)かんはダイダイ
4黄四(4)季の色
5緑五(5)月ミドリ
6青徳川無声(六声)
7紫紫式(七)部
8灰ハイヤー(8)
9白ホワイトク(9)リスマス

語呂合わせのほかに、「黒は何もない0、白はいちばん大きい9、そのあいだの赤・橙・黄・緑・青・紫は虹の順に2から7」と並びで覚える方法もあります。虹の前に茶(1)、紫と白のあいだに灰(8)が入ります。

カラーコードの読み方と計算例

どっちから読むか迷ったら、金や銀の帯がある側を右にします。金・銀は数字の帯には使われないので、左端には来ません。両端が似ていてわからないときは両方向から読んでみて、E系列の標準値になるほうが正解であることがほとんどです。

合成抵抗の計算(直列・並列)

直列では、すべての抵抗に同じ電流が流れ、抵抗値はそのまま足し算になります:R = R1 + R2 + …。並列では、すべての抵抗に同じ電圧がかかり、逆数の和の逆数になります:1/R = 1/R1 + 1/R2 + …。2本の並列なら「和分の積」R = R1 × R2 ÷ (R1 + R2) で、100 Ωと100 Ωの並列は50 Ωです。同じ抵抗n本の並列はR ÷ nになります。

抵抗が3つ以上の並列でも、和分の積を2本ずつくり返すか、逆数の和で計算します。100 Ω・220 Ω・470 Ωなら、直列は790 Ω、並列は 1 ÷ (1/100 + 1/220 + 1/470) ≒ 59.98 Ω(約60.0 Ω)です。結果の下の表には、直列のときに電圧が各抵抗にどう分かれるか(抵抗値に比例)と、並列のときに電流がどう分かれるか(抵抗値に反比例)を表示します。分圧回路の設計や、抵抗ごとの発熱の確認に便利です。

標準数列:E12・E24・E96

抵抗器は、隣り合う値どうしが許容差で重なるように決めた標準数列(IEC 60063)の値で作られています。±10%用のE12は1けたあたり12個(10、12、15、18、22、27、33、39、47、56、68、82)、±5%用のE24は24個、±1%用のE96は96個です。設計で5 kΩが必要なら、いちばん近いE24の値は5.1 kΩ、E96の値は4.99 kΩです。抵抗に流れる電流や消費電力はオームの法則 計算で確認できます。

色だけで判断する前に、できればテスターで測りましょう。色あせたり熱で変色したりした帯は読み違えやすく(赤・橙・茶はとくに似ています)、測れば数秒で確かめられます。回路につないだままだと並列の部品の影響を受けるので、外して測ってください。チップ抵抗には色帯がなく、数字のコードが印刷されています。

よくある質問

抵抗のカラーコードはどう読みますか?

許容差の帯(金・銀・茶で、少し離れていることが多い)を右にして、左から数字の帯を読み、最後に乗数をかけます。茶・黒・赤・金なら、1、0、×100 = 1,000 Ω ±5%です。

カラーコードはどっちから読みますか?

端に近いほうの帯から読み、許容差の帯が最後になる向きです。金や銀の帯は数字に使われないので、金・銀がある側が右です。迷ったら両方向から読み、標準のE系列の値になるほうを選びます。

4本と5本の抵抗の違いは?

4本の抵抗は数字が2けたで、許容差は±5%(金)が一般的です。5本の抵抗は数字が3けたの精密抵抗で、多くは±1%(茶)です。6本目の帯があれば、温度係数(ppm/K)を表します。

10 kΩのカラーコードは?

4本なら茶・黒・橙・金(1、0、×1,000、±5%)、5本なら茶・黒・黒・赤・茶(1、0、0、×100、±1%)です。

並列の合成抵抗はどう計算しますか?

各抵抗の逆数を足して、その逆数をとります:1/R = 1/R₁ + 1/R₂ + …。2本なら和分の積 R = R₁ × R₂ ÷ (R₁ + R₂) で、100 Ωの抵抗2本の並列は50 Ωです。

3つの抵抗の並列はどう計算しますか?

1 ÷ (1/R₁ + 1/R₂ + 1/R₃) で求めます。300 Ωの抵抗3本なら100 Ω、100 Ω・220 Ω・470 Ωなら約60.0 Ωです。このツールには最大10本まで入力できます。

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最終更新日:2026年10月19日

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