使い方
成績表に平均点と標準偏差が書いてあれば、「平均点と標準偏差」を選んで自分の点数と一緒に入力するだけです。偏差値のほか、上位何%にあたるか、zスコアが表示されます。受験者数を入れると、おおよその順位もわかります。
標準偏差がわからないときは「全員の点数」を選び、クラスや部活の全員の点数を入力してください。平均点と標準偏差を自動で計算し、入力した点数の中での実際の順位も表示します。
偏差値の求め方(計算式)
偏差値 = 50 + 10 ×(自分の点数 − 平均点)÷ 標準偏差
平均点ちょうどなら偏差値50、平均点より標準偏差1つ分高ければ60、2つ分高ければ70になります。「(点数 − 平均点)÷ 標準偏差」の部分はzスコア(標準得点)と呼ばれ、平均から標準偏差いくつ分離れているかを表します。偏差値はこのzスコアを10倍して50を足し、平均が50、標準偏差が10になるように目盛りを付け直したものです。
標準偏差は、各人の点数と平均点の差を2乗して平均し、その平方根をとった値で、点数のばらつきの大きさを表します。偏差値では受験者全員を対象にした標準偏差(母標準偏差)を使います。
計算例
数学の模試で平均点が58点、標準偏差が12点、自分の点数が76点だったとします。
偏差値 = 50 + 10 ×(76 − 58)÷ 12 = 50 + 15 = 65
偏差値65は上位約6.7%にあたり、受験者が1,000人なら上から67番目前後です。同じ76点でも、平均点が70点・標準偏差が6点のテストなら偏差値は60(上位約15.9%)で、評価はかなり変わります。点数そのものより、ほかの受験者と比べてどの位置にいるかを示すのが偏差値です。
偏差値と上位%の目安
| 偏差値 | 上位 | 1,000人中の順位の目安 |
|---|---|---|
| 75 | 約0.6% | 約7位 |
| 70 | 約2.3% | 約23位 |
| 65 | 約6.7% | 約67位 |
| 60 | 約15.9% | 約159位 |
| 55 | 約30.9% | 約309位 |
| 50 | 50% | 約500位 |
| 45 | 約69.1% | 約692位 |
| 40 | 約84.1% | 約842位 |
この割合は、点数の分布が左右対称の釣鐘型(正規分布)であることを前提にしています。偏差値40〜60の間に全体の約68%、30〜70の間に約95%が入ります。
注意点
- 偏差値は「同じテストを受けた集団の中での位置」です。受験者の顔ぶれが違う模試どうしの偏差値は、そのまま比べられません。
- 平均点が極端に高い・低いテストや、受験者が少ないテストでは点数が正規分布から外れやすく、上位%や順位はあくまで目安になります。
- 学校や大学の「偏差値」は、模試の結果をもとに予備校などが合格可能性の目安として示している数値で、基準(合格可能性50%か80%かなど)は会社ごとに異なります。
点数そのものの割合を知りたいときは正答率・得点計算、目標の成績に必要な点数は必要な点数の計算が使えます。
よくある質問
偏差値50とはどのくらいですか?
ちょうど平均点と同じ位置で、受験者のちょうど真ん中です。点数が正規分布なら、上位50%にあたります。
偏差値60は上位何%ですか?
約15.9%です。100人なら上から16番目前後にあたります。偏差値70なら上位約2.3%です。
標準偏差がわからないときは偏差値を出せますか?
全員の点数がわかれば計算できます。「全員の点数」を選んで点数を入力すると、標準偏差を自動で求めて偏差値を表示します。平均点だけでは偏差値は計算できません。
偏差値に上限や下限はありますか?
決まった上限・下限はありません。ふつうは25〜75程度に収まりますが、受験者が少ない場合や点数が極端に偏ったテストでは、100を超えたりマイナスになったりすることもあります。
最終更新日:2026年10月14日