PNGをPDFに変換する手順
- PNGファイルを選ぶか、ドラッグ&ドロップします。スクショ1枚でも、フォルダーいっぱいの画像でもかまいません。画像1枚が1ページになり、ファイル名の順に並びます。パソコンなら、コピーしたスクリーンショットをCtrl+V(Macは⌘V)で直接貼り付けることもできます。
- 用紙を選びます。最初の設定「画像と同じ縦横比」では、ページがPNGとまったく同じ形になり、白い帯が出ません。印刷したり、書類として提出したりするなら、A4かレターサイズを選んでください。
- 画質は「劣化なし」のままにします。スクショ、文字、グラフ、イラストに向いています。写真をPNGで保存したもので、ファイルの軽さを優先したいときだけ「軽くする(JPG)」に切り替えます。
- PDFを作成してダウンロードします。結果の欄に、ページ数とPDFのファイルサイズが表示されます。
なぜPNGには「劣化なし」の変換が必要なのか
PNGは可逆圧縮の形式で、すべてのピクセルを正確に記録します。だからこそ、スクリーンショットや図表、ロゴ、スキャンした書類はPNGで保存されます。ところが、画像をPDFにする変換ツールの多くは、PDFの中で画像をJPGに変えてしまいます。JPGの圧縮は写真向けのもので、くっきりした輪郭が苦手です。文字や細い線のまわりにうっすらとしたにじみや色のノイズが出ますが、スクショはまさにそうした要素でできています。
「劣化なし」では、PNGのピクセルをそのままPDFに入れ、PNG自身と同じDeflate方式で圧縮します。PDFを拡大しても、スクショの文字は元の画像と同じく、1ピクセル単位でくっきりしています。縮小するのは、1,600万ピクセル(およそ4,000 × 4,000)を超える非常に大きな画像だけです。これは、iPhoneのSafariが一度に描ける大きさのほぼ上限です。
変換の例:ファイルサイズはどう変わる?
スクショの場合は、劣化なしのほうがファイルも小さくなります。Microsoft Edgeで試したところ(2026年10月)、1280 × 900のWebページのスクショ3枚(PNGで各71〜91 KB)は、劣化なしで56〜70 KBのPDFに、JPG設定では105〜138 KBになりました。単色の面や文字は、JPGよりも可逆圧縮のほうがずっと小さくまとまるからです。写真は逆です。3840 × 2400の風景写真をPNGで保存したもの(7.8 MB)は、劣化なしで6.1 MB、JPG設定(画質90%)で0.48 MBのPDFになり、普通の大きさで見るぶんには十分きれいでした。スクショ・書類・イラストは劣化なし、写真はJPGを選び、さらに小さくしたいときはPDF圧縮を使ってください。
用紙サイズの選び方
| 用紙の設定 | 向いている用途 | 1,920 × 1,080のスクショの場合 |
|---|---|---|
| 画像と同じ縦横比 | スクショ、スライド、デザイン、画面で読む資料 | 297 × 167 mmのページいっぱいに配置 |
| A4・余白「小」 | 印刷、学校や会社に出す書類 | A4横向き(297 × 210 mm)に、画像は283 × 159 mm |
| レターサイズ | アメリカ・カナダ向けの印刷 | 横向き279 × 216 mmのページ |
A4やレターサイズで向きを「自動」にすると、横長のパソコンのスクショは横向き、縦長のスマホのスクショは縦向きのページになります。画像はゆがまないよう縦横比を保ったまま縮小され、ページの中央に置かれます。
複数のPNGを1つのPDFにまとめる・結合する
画像をまとめて選べば、1枚が1ページになった1つのPDFができます。ページはファイル名の順なので、日時入りの名前で保存されたスクショは撮った順に並びます。順番を変えたいときは、追加する前にファイル名を01、02、03…と付け直すか、画像も読み込めて順番を自由に決められるPDF結合を使ってください。PNGとJPGを混ぜて1つのPDFにすることもできます。
透過PNGはどうなる?
背景を透明にしたロゴやサイン、スタンプのようなPNGでは、透明な部分がPDFでは白になります。紙に印刷したときと同じ見え方です。半透明のふちは白となめらかに混ぜるので、輪郭がギザギザになりません。白以外の背景にしたいときは、背景色を選べるPNG JPG変換でJPGにしてからPDFにしてください。
スクショは端末の外に出ません
スクリーンショットには、口座の残高、LINEのトーク、パスワード、検査結果、マイナンバーカードなど、人に見せたくないものがよく写っています。この変換ツールは画像をアップロードしません。ブラウザーが画像を開き、お使いの端末の中でPDFを作ってダウンロードするだけで、ページを読み込んだあとはオフラインでも動きます。なお、画像の中の文字は絵のままなので、PDFの文字は検索できません。文字をテキストとして使いたいときは、先に画像の文字起こしで取り出してください。JPGの写真をまとめるならJPG PDF変換も使えます。
よくある質問
PNGをPDFに変換すると画質は落ちますか?
最初の設定「劣化なし」なら落ちません。PNGのピクセルをそのままPDFに保存するので、スクショの文字もくっきりしたままです。画像を圧縮するのは「軽くする(JPG)」を選んだときだけです。
複数のPNGを1つのPDFにまとめるには?
PNGファイルをまとめて選ぶか、ドラッグ&ドロップします。1枚ずつが1つのPDFの各ページになり、ファイル名の順に並びます。
透明な背景はどうなりますか?
PDFのページは白なので、透明な部分は白になり、ふちはなめらかに仕上がります。ほかの背景色にしたいときは、色を選んでPNGをJPGに変換してからPDFにしてください。
PDFが思ったより大きくなるのはなぜですか?
写真をPNGで保存したものは、可逆圧縮のままではどうしても大きくなります。また、色数を減らして軽くしたPNGも、PDFではフルカラーで保存されます。写真は「軽くする(JPG)」を選ぶか、できたPDFを圧縮してください。
PNGファイルはアップロードされますか?
いいえ。PDFはお使いの端末のブラウザーの中で作られ、画像がサーバーに送られることはありません。
iPhoneのスクショもPDFにできますか?
はい。iPhoneのSafariでこのページを開き、写真ライブラリからスクリーンショットを選べば、そのままPDFにして保存や共有ができます。
最終更新日:2026年10月19日